出産(本番)
受付を済ませ、病室へ
ここは分娩が出来る病室が2部屋あって、その一つへ・・・
凄く綺麗な病室で、そのまま入院が出来る部屋
ビデオカメラを設置してるとママが腰をマッサージして欲しいと言うので
急いで腰を押すと
「違う~、もっと横、もっと上、ちが~う(-_-メ)・・・」
パパには、どの程度の痛みなのか判らないから
照れ笑いしながら、マッサージしてました(笑)
担当の先生が、いらしてくれて診察
「まだ大丈夫、時間かかると思うよ」って
それを聞いてパパは、取り合えず仕事に行く事にしました
おばあちゃんと、この病院に勤める助産士のママの妹が来てくれたので
後をお願いして病院を出ました
すでに、9時を回ってて道は渋滞
のろのろ走って、ちょうど半分くらい行った時に携帯が鳴り出しました♪
「頭見えてるから、急いで戻って来て」おばあちゃんの緊張した声
速攻Uターンしたけど反対車線も渋滞(-_-メ)・・・
イライラと不安の中、30分位かかって、やっと病院到着
急いで病室に行くと、さっきと違って看護士さん達がせわしく動いてるし
色んな器具があるし、一番パパをビビらせたのがママの声
「う~ん、う~ん」って
心音が流れるモニターからは「ドンドンドンドン・・・」って
こんな時って、パパは何もする事が無いんだよね・・・
ママの手を握って、背中や腰を擦るくらいしか・・・
そうこうする内に、陣痛の感覚が短くなってきて、さあ生まれるぞって雰囲気
担当の先生は別件で不在な為、急遽休みのママの妹が取り上げる事に
緊張するパパ、きつそうなママを横目に、妹や看護士さん達はニコニコ
今日の昼ご飯の話をしたり冗談を言ったり・・・
それで凄く救われました
ついに始まった出産、何度も何度もいきんで・・・
海の波のように、繰り返し来る陣痛にあわせて必死のママ
声も大きくなり顔を真っ赤にして
パパは何もしてあげられない・・・、ママの姿を見てたら泣きそうになるし・・・
妹、看護士さん達は、変わらずニコニコしながら
「はい、もうちょっと頑張って!」
「はい、息吐いて~、次ね」「はい、そろそろ行くよ~」
病院に着いてから約5時間後
午前10時56分
体重2,976g、身長48,8cm
元気な産声を上げて、貴女とご対面♪
「おとうさん、どうぞ」と手袋とはさみを渡され
うるうるしながら、震える手を必死に抑えながら・・・
感動って言葉で片付けられないくらい感動しました
こんな気持ちは初めてだった
頭、真っ白・・・
頑張った、必死で頑張ったママに本当に感謝
元気に生まれて来てくれた、ひなたに感謝
二人共
本当に、ありがとう
関連記事